買うかも。
最近読んだ本で最も面白いです。
もし、小沢支持者が主導していたとしたら、これは非常に怖いニュースです。

これはいわゆる「やらせ」です。ある意味でファッショです。
小沢支持の人間が多いということをメディアを通して広めることにもつながりかねません。
この盛り上がりは「一般国民」の盛り上がりではありません。一般国民は冷ややかな目で見ているんです、民主党を。勘違いしないように。

この代表選後、民主党は分裂するでしょう。
ここまでやって仲良しこよしなわけないわな。

この国、政治は途上国と変わらんね。

ナイトホークス

2010年8月27日 日常
先日、書斎の模様替えをしました。本棚を移動させ、机を白い壁にひっつけました。

すると、目の前の白い壁がいやに気になるのです。

そこで思いついたのが「絵を飾ろう」。

いつかピカソの闘牛シリーズを買おうと思っているのですが、白い壁に墨一色の絵は寂しすぎます。

そこで、ホッパーの『NightHawks』を買おうと計画中。
絵といってもアートポスターなので、本物感はないと思いますが、寂しい白い壁よりいいでしょう。

*****

ホッパーの絵はどこか寂しげです。代表作といわれる『NightHawks』は特にその雰囲気が強いですね。
でも、なにか絵から滲み出てくるんです。人のはかなさとか、無常観、あるいはその人物のこれまでの人生をも想像させます。

寂しい白い壁に寂しを醸し出すホッパーの絵。

ぜひ。

レーベンブロイ

2010年8月27日 日常
僕はアルコールを受け付けない体です。

いや、正しくは「安っぽい酒を受け付けない体」です。
居酒屋チェーンで飲むような酒には体が拒否反応。でも、ちょこっとした量一杯1000円みたいなお酒(特にウイスキー)を飲んでもけろっとしているんです。
なので、発泡酒等のまがい物は一切飲めません。味が分かりすぎてしまうんです。

ノンアルコールビールというモノがあります。
僕もこれまで何度か飲んでみましたが、飲んだ瞬間から「やっぱり違うわ」と思えてしまうんです。
しかし、このレーベンブロイアルコールフリーは違うらしい。
麦芽100%でビールとまったく同じ作り方をしているそうです。
飲みたい。今度勝って飲んでみます。
とうとう、先日『山際淳司―スポーツ・ノンフィクション傑作集成』をヤフオクで落札しました。

今から十年前、僕がライターになろうと藻掻いているとき。心の支えが山際さんでした。
この本がどうしても欲しかった…けれども高い。なおかつ現在、流通していない。こうなったらもっと欲しくなる。

それを手に入れました。

分厚いです。

ちびちびと読んでいます。
僕は断然、三島由紀夫を推します。

作家活動以外の部分で話題に事欠かなかった方だったそうですが、作品ももちろんしっかりとしたものを書かれています。
何がすごいって、純文学と言われる堅苦しい作品と並行しながら大衆小説を書いているという、「筆」の多さ。
『禁色』を書いている傍ら『にっぽん製』、『豊饒の海』を書きながら『複雑な彼』『夜会服』を書いています。

『にっぽん製』『複雑な彼』『夜会服』が最近、角川文庫から再発されています。
『潮騒』『金閣寺』『仮面の告白』などが三島由紀夫だとお思いの方、角川から再発された作品をお読み下さい。

きっとあなたの三島由紀夫像がぶち壊されるはずです。
昨日が命日だったから、というわけではありませんが、坂本九の曲がなぜか心にしみます。
それまでは何とも感じなかった彼の曲。iTunes storeで購入しました。
でも、『上を向いて歩こう』『見上げてごらん夜の星を』『涙くんさよなら』等を聴いてみると、今更ながらですが、これほどまでに心にすっと入ってくる曲だったのかと気付かされます。
高度経済成長を支えてきた日本人。その日本人が励みにしてきた曲だということがものすごく理解できます。できるような年齢になったのでしょう。大変重みのある曲に感じます。
絶対に忘れてはいけない出来事です。
広島、長崎、JAL123、そして終戦。
「お盆」という時期に重なっているのは偶然でしょうか。

一九八四年

2010年8月7日 読書
まずは下のYou tubeを。
http://www.youtube.com/watch?v=078yh5N_4OE

初期・氷室のPVは物語性があって芸術的にも完成度は高いです。
これは僕が好きな初期・氷室京介の『Misty』のPVです。確か『NEO FASCIO』のころ。時代は東西冷戦が集結し、東欧諸国の国家体制が変革を遂げ、ソ連が崩壊する時代です。一方で、天安門事件も起きます。
その状況を嘲笑うかのようなPV。氷室があたかも独裁者という設定。
(自身もインタビューに答えていましたが、「NEO FASCIO」は当時、無条件で売れていくヒットチャートに対する皮肉でもあったようです)

で、このPVには元ネタがあったようです。

それがジョージ・オーウェルの『一九八四年』。
そう、村上春樹『1Q84』で話題になった本です。
ジョージ・オーウェルの『一九八四年』はまさに、独裁に対する風刺小説。

村上春樹ブームに乗っかるようで、『一九八四年』を手に取ろうとは思わなかったのですが、この手の小説は好きなので、読んでみようと思います。
ぜひとも、大阪ではしないでください、お願いします。

大阪には長居スタジアムがあります。
わざわざ大阪駅の真ん前・北ヤードにアホみたいなスタジアムを作る必要はありません。
そんな金があるなら、北ヤードに音楽ホールを作ってください。帰宅途中に音楽を聴く生活って文化的だと思います。
やしきたかじんの方が正論やわ(「OSAKAあかるクラブ」→http://www.akaruclub.jp/)。

なんでもかんでも、W杯を招致すればいいってもんじゃない。

2002年のW杯が残したモノは何だったんだ? 振り返ると、僕は恥ずかしさしか残りませんでした。
W杯で全日本が16強を果たしたまではよかった。けれども、その後、スタジアムは負の遺産の象徴のように語られ、サッカー人気はJリーグに(永続的に)波及していない。
韓国との友好のきっかけ……そんなことじゃないと友好のきっかけは掴めないんですか? それに今、韓国と友好国だという認識は日本人の内、どれだけが持っているでしょう? 韓国の反日教育も是正されていないというのに、日本人だけが友好と思っているのは、まったくもってノー天気です。

熱しやすく冷めやすい。揺り戻しが大きい。これは日本人の悪いところ。果たして、これがW杯開催国としてよかったのでしょうか?

日本は経済的には発展を遂げていると思いますが、知的、文化的、精神的にはないも空っぽである気がします。無機質なんです。
W杯を開催しても、日本人がスポーツをいかにして捉えるか。ここが問題です。
単に「盛り上がる」「景気の起爆剤になる」という安易な発想ならば、招致は止めるべきだと思う。

それよりも、もっと日本人の心が豊かになる取り組みに注力した方が良いと思います。
それに、大阪駅前にスタジアムなんて、見栄えが悪い!

ムラカミハルキ

2010年5月25日
阪神タイガース、マートン担当通訳の大木さん。

見るたびに思う。

村上春樹に似てる。

そしてマートンはゴッホの自画像に似てる
今日は大味な試合でしたね。満塁ホームランが2本。

それにしてもマートン。マット・マートン。

奥さんの誕生日に満塁ホームランをプレゼント。

憎いぜぇ。
ほしい。
騒ぎすぎ。

裏で広告代理店が操っているのが見え見え。
木村拓也コーチ死去。
アンチ読売ですが、一野球ファンとして、お悔やみ申し上げます。

昨年、読売が日本一に輝いたその日に行われた引退会見の清々しい表情が印象的でした。
プロ野球での足跡を印した日本ハムとの日本シリーズを最後に引退した、と言うのが因果です。

今日はどの球場でも、半旗だったようで。
広島で一緒だった金本・新井も喪章を付けていましたね。

阪神には勝ってもらいたかったけれど、今日だけは仕方ありません。

*****

「キムタク、死にましたね」

会社の(仕事の出来ない)二年目のアホ社員が言ってました。

そこに込められている言葉の意味合いがなんの重さもない感じない、単に話題になっているから言ってみました的な、野次馬的なニュアンスでした。

こいつは人情の機微というものを知らないのでしょう。
(そういう人が最近、いやに増えている気がする)
そういうものをわきまえていないから仕事ができなのでしょう。人間としての薄っぺらさを感じます。

外見

2010年3月16日 お仕事
仕事をする際、社会人ならばいくらかは身に着いているはずの『段取』。
去年入った新人はいまだ、この段取を理解しておりません。なのでかなり迷惑しています。

仕事を早くこなそうとする気持ちは良いのですが、目の前のことばかりに気を取られ、後先考えていません。まぁ、ゆとり君なので致し方ない。
また、必要以上に専門用語や横文字を使いたがる。典型的なナルシシズムです。

僕の仕事は横文字の仕事なのですが、どこか気取った感じがするので、自分では極力、横文字や専門用語を使わないようにしています。
まァ、簡単に言えば、実力もないくせに外身ばかり気にする奴と一緒に仕事してて疲れます。

インク

2010年3月13日 趣味
モンブランのインクが変わるらしい。
ボトルのデザインを見たけれど現行品を角張らしたようなものでした。
しかしブルーブラックという名前が変わってしまうようです……。
新色もいくつか出るようで。

Jリーグが開幕している。偶然、NHKを付けると、鹿島vs浦和の試合がやっていた。

僕が熱狂的なサポーターな時ならば、「待ちに待った」となるだろうが、今ではそこまでの入れ込みはない。

ましてやこの寒そうな雨の中での試合、だ。

春の麗らかな日差しの元、窮屈なゴール裏では水色の大きな旗を振り上げ、サポーターがチームを信じて大声で声援を送る。
スタンドは水色のユニフォームが日を浴びて輝いている。
ピッチの緑が映える。
こんな磐田スタジアムこそが、「Jリーグ開幕」に相応しい原風景となっている。

当の磐田。仙台に負けたらしい。2008年12月13日のリベンジ、と言ったところか。中山もいない磐田を僕はどう応援したらいいのだろうか。
僕はどちらに肩入れすることもなく、途方に暮れながら、サッカー中継を眺めていた。

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しかし逆に考えると、Jリーグを(無理矢理)盛り上げる、ということよりも根付いてきたのではないかと思うこともある。

書斎から長居スタジアムが見える。
昨年の秋にこの部屋に越してきてから、スタジアムにライトが灯っている光景を見ると「あぁ、今日はサッカーをやっているのか」と思うこともしばしばあった。
ユニフォームを着た人たちがスタジアムに向かって歩いていく光景を目にしたことがある。若い人だけでなく、年配の方々もあの派手目なユニフォームを着ている。

Jリーグの人気が下がってきている。昨年の経営状況を見ると、入場者数も減少しているらしい。
しかし下手に広告代理店が介入し、人気を盛り上げようとしない方が、僕は今後のJリーグのためだと思う。
地道に、地道に、地元に人たちに支えられていけるような体制を作った方が将来のためだ。

来週、長居スタジアムは盛り上がるだろう。C大阪のJ1昇格後初となるホームゲーム、しかもG大阪戦なのだから。

僕はスタジアムの灯を見ながら、そこに集う人たちを羨ましく思うだろう。

ノートはツバメ

2010年3月6日 日常
で、ノートはツバメノートです。書き味はもちろん、インクの乗りも良いです。

昔ながらのノートですが、侮る事なかれ。
罫線は万年筆のインクを弾かないような加工がされているのです(インクが紙に乗らず、手が汚れてしまうことですからね)。また、書いた文字の記録性も高い。三島由紀夫も愛用していたツバメノートです。

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万年筆を使うとこういった文具品にも必然的にこだわりが出てきます。
そろそろ就職や入学と言ったシーズンになります。
そういったお祝いにはぜひとも万年筆を、と思います。

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